クローバー(一般デイケア)、コンパス(ひきこもり・コミュニケーション障害デイケア)ともに、週5日(火曜日~土曜日)実施しています。
デイケアを希望される方は、まず当院の外来を受診してください。2種類のデイケアのどちらが適当かについては医師とご相談ください。
他院通院中の方も外来治療を続けながら、当院のデイケアを並行して利用することができます。
認知行動療法など、高度な治療プログラムを実施しています。(希望する曜日のみの利用も可能です)
うつ、不安障害、適応障害、統合失調症など様々な疾患を持った方が対象となっています。病気の症状のために仕事に就いたり学校へ通うことが難しいために自宅で生活している方が、仲間を作り社会復帰へ向けて活動していくことを目的としています。退院してまだ日が浅く、病院での治療的活動に継続して参加することが必要な方も対象になります。
「社会的ひきこもり」の方、コミュニケーション障害(いわゆるコミュ障)の方を対象とした専門のプログラムです。コミュニケーションの改善を図ります。ひきこもりの方にはデイケアという安全な場所で、仲間との対人関係を持ち、社会への復帰の第一歩を踏み出すための足がかりを提供することを目的としています。 様々な治療を組み合わせ、コミュニケーションの苦手な方でも対人関係を改善することを図っていきます。
人の中に入るのが苦手な方のための少人数限定のプログラムです。スタッフと相談しながらプログラムを始めましょう。
女性専用のプログラムです。
デイケアでの治療の内容についてご紹介いたします。
普段の雑談の中では切り出しにくいような改まった話やまじめな話をする場所が欲しいという、メンバーからの意見で始まったミーティングです。スタッフが司会を務め、その都度テーマを決めて、4~5人のグループで話し合っていきます。日常のちょっとした悩みから、シリアスな悩みまで、幅広く話し合います。自分の体験を話したり、他の人の意見を聞いたり、悩みを共有することで視野が広がり、思いがけない気づきが生じることもあります。参加は自由なので、気楽に参加してください。
弁証法的行動療法のページをご覧ください。
認知行動療法のページをご覧ください。
Social (社会生活)
Skills (技能)
Training (訓練)
という3つの言葉の頭文字です。
日常生活での問題や課題をテーマに話し合い、問題解決を出し合います。 自分が考えたり、思っていることをみんなに伝えられるようになる練習をします。
坐禅では、まず、楽な坐り方(胡坐など)で床に座り、呼吸を整えます。お腹の底から呼吸をするようにし、ゆっくりと息を吐き、そして吸います。日々の迷い事をうち消し、平穏な心を保てることを目標にし、「無心」になれるように努めます。
ジョブグループでは、参加者から、仕事全般についてのテーマを出していただき、それをもとに意見交換します。時には、面接方法や履歴書の書き方などを学ぶ合うこともあります。仕事については、とらえ方の差はあるが、「働きたい」という思いは、共感できるのではないでしょうか。
土から湯飲み、コーヒーカップ、お茶碗、お皿、置き物などに成型して、院内の窯で陶器を焼き、作品は持ち帰ることができます。 土に触れ、思い思いの形にしていくことは自己表現に繋がるほか、集中力や持続力の訓練や癒しの効果も期待できます。 講師が一から教えてくれますので、未経験の方も安心して参加して頂けます。
裏庭や近隣のグラウンドにて、バレーボールやサッカーや野球やキャッチボールを行なっています。種目は当日の状況や参加者の希望により決めています。 体を動かすことは気分転換や健康維持や体力の向上に繋がります。 会話を通じての交流が苦手な方でもチームスポーツを通じて楽しみながら交流することができます。また、室内では卓球を楽しむことができます。
駐車場横の畑で、農作物を育てています。ナス、トマト、ほうれんそう、じゃがいも、しそ、バジルなど季節によって、旬の野菜が収穫出来ます。みんなで土づくりや種まき、水やりをして手をかけた無農薬野菜は、とても美味しいですよ。収穫した野菜は、調理してデイケアで食べています。誰でも、簡単に参加することが出来ます。また、農作業ミーティングでは、育てる作物の種類を話し合って決めています。
デイケア開始1年以内の場合
健康保険(3割)2470円
自立支援医療費制度(1割)820円
デイケア開始1年以上の場合
健康保険(3割)2320円
自立支援医療費制度(1割)770円
※プログラム材料費、昼食代はいただいておりません。
自立支援医療制度は、心身の障害がある方の「医療費の自己負担額」を軽減することを目的とした制度です。診察代や処方された薬代、訪問看護、デイケアなど(入院は除く)も対象となり、原則かかった医療費の1割が自己負担額となります。ただし、その回数が多いと家計の圧迫につながることから、下記の①、②に該当する方は費用が高額な治療を長期にわたり継続しなければならない「重度かつ継続」と認定され、世帯所得に応じて、1ヶ月あたりの自己負担額には上限が設けられています。
①統合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)の方
②精神医療に一定以上の経験を有する医師が判断した方
【令和3年4月現在の負担上限額一覧】
※内容は変更される場合があります。
生活保護 0円 /月
低所得1(市区町村民税非課税 本人収入800,000円以下) 2,500円/月
低所得2(市区町村民税非課税 本人収入800,001円以上) 5,000円/月
中間所得1(市区町村民税課税以上33,000円未満) 5,000円/月
中間所得2(市区町村民税 33,000円以上235,000円未満) 10,000円/月
一般所得以上(市区町村民税 235,000円以上) 20,000円/月
これには、デイケアの他、外来診療費、お薬代もすべて含まれています。従って、収入にもよりますが、デイケアを利用することのご負担は非常に少なくて済みます。
詳細はお住いの市区町村役所(場) 担当課へお尋ねください。
2023年3月末日をもって、各デイケアで提供していた昼食を終了させて頂きます。 4月からは、各自昼食のご持参をお願い致します。 昼食に関するルールはTwitterの方でもご案内する予定です。 ご協力とご理解のほど宜しくお願い致します。